2020年12月31日木曜日

ながいつぶやき(2) 「整っている」という呪い

この原稿は、2020/12/30に書いている。これを公開する一日前である。こうやって、あ、書きたい、と思ったことがあったら、それを即刻書くのがいい。そして明日公開すればいい。公開するときに、何か付け足したいことがあれば付け足せばいい。書きたいと思うことがあったらすぐに、その場で、iPadでもiPhoneでも、パソコンでも何でも取り出して書き始めるのがいい。

整っていなきゃ、という呪いがある。僕はいつもこれに縛られている。これを治療したい。なんならこれについて一冊の本を書いてもいい。書かないけど。

何かを始める前に、「きちんと整った形で、整然としたものを出さなきゃ」とか思うんである。僕はこれを病理だと思う。人間社会で暮らすうちに培った、不自然な考え方だと思っている。本来いのちは流動的で、つまり僕らは野良猫で、あっちに行きたいときにあっちにいく、というような、奔放で、無軌道で、無秩序な、ただ欲にだけ指示を仰ぐ行動をするのが一番楽である。だから、僕はここを、そういう「やりたい」と思ったときにやりたいことをそのまま残す、記録の場所として、使いたいと思う。たぶん読んでいる皆さんも、なんかほぐれていくんじゃないか、って予感が既にしている。

ぐちゃぐちゃしてるなあ、というものをまず外に出して、それから整える、という順番であるべきだ。そしてその「出す手段」は本当に、何でもいいはず。まとめたきゃあとでまとめるんだから。ととにかく、躊躇しないってことが大事ですよ。

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