今日はずいぶん億劫な気分だ。
外に出ても気分は晴れない。こういう時、自分は、誰かに話しかけたいのだ、ということも知っている。でもそれは、誰でもいいから話しかけたい、とか、ああ、あの人に会いたい、とかそういう気分ではないのも知っている。
人からそういう気分が移ることもある。
人はSNSでその気分を払拭しようと、いいね!をつけあい、誰かからメッセージがきていないか、ひっきりなしに確認してしまうのかもしれない。
僕は、チェブラーシカに出てくるワニのゲーナを思い出す。
チェブラーシカに会った時、ゲーナは寂しそうだった。
でもチェスの駒をバラバラに散らかしてしまいたくなるようなさびしさは、ひょっとすると人生において大事な時間なのではないか、という気もまたするのだ。
だって、その方がはるかに自然だもんね。
0 件のコメント:
コメントを投稿