書きたい。
書くことなんていうのは、本当に微々たる力しかないんだな。
ジャグリングのことなんか語る時は、特にそう。
エミール・ダールの作品を見て驚いてしまった。
ジャグリングってこんなにすごいことだったんだ、と驚いてしまった。
自分がいかにジャグリングのことを忘れていたか思い知った。
ジャグリングは、やっぱり「すること」なんだ。
書くことなんかじゃないんだ。
それはね、俺の先生が言ってくれたんだ。
ジャグリングは、することなんだ。
ジャグリングは「鉄の壁」だ。
書くって言うのは、それを爪でひっかくだけの行為だ。猫が壁に爪をたてるのと同じなんだ。傷つくのは自分のほうなんだ。
いっくら上手い文章が書けたって、ジャグリングの世界ではヒーローになんかなれやしないんだ。
ジャグリングは、上手くなきゃしょうがないんだ。
ジャグリングは、ジャグリングそのものは、いたって雄弁だ。
ジャグリングが語れないことを、俺は書くしかないんだ。
それで今ウェスのTHROW JOYを見たら、ますます血がたぎってしまった。
最高。
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