恒例のサリサリカリーを食べる。パキスタンカレーだ。身の上話に夢中であんまりカレーの話はしない。
白楽の商店街を歩き、そのまま僕の家まで来てもらう、にゃんにゃん猫と戯れる。それから本屋・生活綴方を案内する。ノービは僕の書いた本を買ってくれた。
ノービは今回、僕の絵のデザインのTシャツを(勝手に)作って僕にくれた。とても嬉しい。本ぐらいあげてもよかったが、買ってもらうことに意味があるような気がした。
東京に移動し、駒場に『未来の原画』展を見に行く。東大のキャンパスには銀杏の実がたくさん落ちていて、匂いが漂っていた。先端技術研究をしているあのキャンパスには、行ったことはあって、でもよく見たことがなかったが、建物が非常に美しい。改めて感心する。
いい展示だった。以前展示を見に行ったことのある荒牧悠さんと会えたのが、非常に嬉しかった。会うと思っていなかった人に会う、って本当にいいものだね。
しばらく英語を話していなくて、いろいろ、ノービに言いたいことがパッと出てこなかった。僕は英語を文面で毎日触れているけれども、発話は全然していない。ジャグリングの映像ばっかり見ていて、ほとんど自分でジャグリングをしていないのと同じようなもの。もうちょっと運動としての英語、その他の外国語を日常的に取り入れなきゃな、と思った。と言っても、必要がないとなかなかそれも難しいのは知ってるんだけどね。それでも、いろいろな話をする。少し、気が楽になる。全然考え方が違うからだろう。そして、それもアリなんだ、と実感があるからだろう。僕は、人に会うことによって、そしてあった人の在り方を見せつけられることによって癒やされている。全然違う人と摩擦が起きることによって、癒やされるのだ。摩擦は、癒やしだ。
だいごさんともまた、すこし緊張感のあることをしたら癒やされるのかもしれない。
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僕はいま「ジャグリングの世界」そのものに別に関心を感じていないんだけど、それを肯定してくれる人がいる、というのはなんとも心強いことである。
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