2021年10月20日水曜日

ながいつぶやき(200)「引き抜く」か「押し戻す」しかないもの

朝、8時ごろ起きる。
自転車のタイヤが届いた。インターホンを鳴らされると、NHKなどを警戒して(我が家には受像機器が一切ないので払わなくていいのだが)無視することも多い。今日はなんとなく確認する気になってカメラで映像を見た。郵便局の人だった。再配達では面倒だったので受け取れてよかった。
自転車の部品をわざわざ自分で注文して手に入れるのは初めてだ。イギリスに本拠がある会社に注文した。部品を持ち上げると、下にハリボーのグミが入っていた。こういうユーモアが好きだ。
天気がいいので今のうちに、と思って、すぐにタイヤ交換に取り掛かる。これまでにYouTubeを見ながら、なんとなくのイメージは掴んでいたが、もう一度おさらいの意味で同じ映像を見ながら、それに合わせて実行する。
なんてことはない、タイヤを外して、新しいのをつけて、またもとに戻す、というだけのことだった。ディスクブレーキの部分やギアの部分の取り外し、付け直しは少しだけ戸惑ったが、早い話、「引き抜く」か「押し戻す」しかない。自転車がいいな、と思うのはこういうところだ。作りがシンプルで、人間が日常生活で培うことのできる直感で大体修理できる感じがする。
本当は全ての道具がそうであって欲しいな、と思う。

※※※

自転車が直ったのが嬉しくなって、そのままカフェまで走る。一仕事終えて、今度は公園に行く。
久しぶりに外でジャグリングを練習した。とても気持ちがよかった。同じ動きを反復して練習しているうちに、ジャグリングというのは、投げたりとったりするのが楽しいからやっていることである、ということが直観された。
ジャグリングは見せものである、という前提で練習するのはちょっときついことだなぁ、と思った。別に見せるようなものではないんだけど、練習していたらちょっと人前で見せるのに手頃な、面白いものになった、というぐらいがちょうどいい。
そういう態度がいい。

0 件のコメント:

コメントを投稿