ここちのいい空間にいる時に感じていること。
今、宿のラウンジにいて、ジャズが聞こえていて、数人が静かにそれぞれのことをしていて、上階には自分がさっきまでいた部屋の雰囲気を感じる。奥のキッチンからは、スタッフの声がそれとなく聞こえてくる。楽しそうだ。朝日も差し込んでいる。
単純に自分のすぐ周りということではなくて、見えているところとか、なんとなく聞こえる音とか、そんな手がかりによって予感される空間があって、その余剰のような部分に関して、自分があの空間にアクセスしようと思えばできる、ということを含めて、空間の質を判断しているのだ、と思う。
その想像は、手がかりを元手に、自分自身で勝手に作り出しているのだ。
そう思うと、空間の把握というのは、記憶とも大いに関係があるな。
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