2022年1月2日日曜日

(2)長いことをする くあるとどーら - 15分で書けること

15分のプレッシャーを設定する、ということがいいようである。

実家からバイクで15分ほど走ったところにあるタリーズコーヒーで、『ダンス・バイブル』を読んでいる。「芸術としてのダンスという新しいジャンル」(本文p.1より引用)がたどってきた歴史を一覧できる、優れた本。

ジャグリングにはこういう体系的な歴史本は(少なくとも)日本語では存在しない。一度、アメリカ人のトム・ウォールさんが描いた本を邦訳しないか、という打診をもらって承諾はしたのだが、少し進めて、それから頓挫した。

たとえば一冊の本を邦訳したい、だとか、日記を毎日書いて充実したい、だとか、音楽を作って発表したい、だとか、「やりたいこと」のリストにはたくさんの項目が入っている。

でもじっくり考えて、道筋が見えてきたらやろうと思っていると、大概の場合はできない。ひとまず始めてみちゃう、ということでしか、物事は始まらないよね、とは思う。

それが受けいれられるかどうかが不安だ、という感情を持ってしまうと、そもそも始めることができない。

つまり続けることができないのは、感情が邪魔をしているからだ。「こんなことを続けても、それに見合った報酬は全然ないかもしれない」と感じている、ということなのだ。

逆にい追えば、それについて対策をしておけばいい、ということでもある。

それは、あるいは報酬を感じられるような到着地点の設定を先にはっきり決めてしまう、ということかもしれない。あるいは、行為そのものの没入の快楽をしっかりと感じること、かもしれない。


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