2021年2月25日木曜日

ながいつぶやき(55)「今はこれ!!」と思えるものについては、もう、全力で、「これ!!!!!」と言えばいい

暖かくなったり寒くなったり大変だ。
今朝は、布団の中でも随分と寒かった。
部屋がアパートの一階なこともあって、底冷えがするんだ。

一昨日までの二日間の暖かさはどこに行ったんだ、と憤りながら、ちょっと寒さについてかんがえた。

毎年冬が来るたびに、こんなに寒かったっけ、と驚いてるんだよ。
実感としての寒さって、それなりに暖かい季節になるとすっかり忘れてしまう。
朝布団から出るのがどれだけ辛いか、とか、寒いとどれだけやる気がなくなるか、とかも全部忘れる。
来年の(というか今年の末の)冬に備えて、どんなことが必要か、自分に書き残すなりなんなりしてあげておいた方がいいんじゃないか、という気すらしている。

本当に、人間ってな、すぐ忘れるもんだと思うのである。
それがいいこともあるけどね。

※※※

そういえばこれまでの人生で、いろんな気づきをしてきたはずなんだけど、そしてその中には「もうこれに気付いたからには、これを淡々と実行していけば、もう全部うまくいくな」みたいに思ったこともあったはずなんだけど、見事に、まるっきり忘れている。

僕は毎回毎回、それをかろうじて書き残していたものを読み返すたびに「完璧に忘れてるなあ」と思っている。

もう慣れてきたので、「これは一生忘れない感覚だろう」とその時は思っても、絶対にそれを信用しないようにしている。

むしろ絶対忘れるという前提の方がいい。
人はどんなに熱い想いも、悲しい気持ちも、そして冬の寒さの実感も、程度の差はあれ流れに沿って緩やかに忘れていく。
それが自然である。

まぁ、それを受け入れて気楽に生きるのがいいですね。

とりあえず、「今はこれ!!」と思えるものについては、もう、全力で、「これ!!!!!」と言えばいい、あとは流れに任せよう、っていうことです。
ね。

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