2021年1月14日木曜日

ながいつぶやき(16) そういう時、初めは欲が出てしまう。

同じことを何度も書くようだが、早起きがすべての活力の源。これだけ忘れなければたぶん全部うまくいく。「明らかな余裕」がないと、じっくりものを考えることができないからである。

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「お、これはすごいな」と悔しくなるようなものを見たら、じっくりじっくり、毎日コトコトやることを見つける。そういう時、初めは欲が出てしまう。「この人は1日1時間これをやっているから、これを超えるには僕は1日3時間やらなきゃ」といった具合。

でも、何かを見て触発された時は、「自分を高めるチャンス」ではなくて、「自分を整えるチャンス」である。なぜか?それは、「自分を高める」という言葉には、言外に「他人よりも相対的に優れる」という含みがあることが多いから。

でも本当に長続きする幸せってそうじゃないんじゃね、自分が納得いくまで整っている時じゃん、と思う。自分が整っている時、というのは、僕にとっては、1日の中に、必ず、奥深くから取り出してきた言葉や、絵や、外国語への憧れの気持ちが一個ずつある、ということだ。その量はちょっとずつでいいから。これは別に他人を impress するためのものでは決してない。自分を impress させるためのものである。

「悔しさ」を感じても、それを意地になって越えようとしないこと。

ただ自分の奥深くを見ようとすること。

奥深くから何かを取り出すには、早起き、がすべて。

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