昨日、関内にある個人経営の居酒屋に絵を納品しにいった。
絵を頼まれて、それを描いてお金をもらう、初めての経験だった。
依頼者に会ったのは、昨年末のマーケットイベントだ。
ものづくりをしているふじ君に誘われて参加したそのイベント。冗談半分で自分でボールペンで描いた栞やポストカードを売っていた時、併せて大きめの絵を展示していたのだが、それを見て、「うちも描いてもらおうかな…」と、その、居酒屋の方がおっしゃったのだった。
それで、そのお店の外観を描くことになった。
※※※
すこし時間がかかったが、完成させ、昨日届けに行った。
額装をして持っていったこともあって、すぐにお店の入り口に飾ってもらえた。
とても嬉しい。
そして、特に嬉しかったのは、その絵を見て触発されたのか、その居酒屋を経営する夫妻の子が、ニコニコしながらいろんな絵や、手紙を書いて、僕にくれたことだった。
すごいなぁ、と思った。
絵を渡した後に、お酒と美味しい料理をいただいているものの1時間半ぐらいの間で、この人はこれを作り上げた。僕がしたことに対して、嬉しい、と思ったその気持ちを、すぐさま、その場でモノに変えて、渡してくれた。
なるほどねえ。
この人がしてくれた、こういう仕事をしたいな、と思った。
こういう経済の中で生きていたいな、と思った。
どうもありがとう。
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