2021年3月27日土曜日

ながいつぶやき(82)「ジャグリングの展示をつくる 4」

どういう展示が面白いか、改めて全力で想像している。

今日、綴方の店番の一人である久常さんと話していて、ジャグリングの展示をやるんです、と言ったら、「ジャグリングの展示ですか?」と聞かれた。

一体何を展示するんですか、ということだろう。

そりゃそうだよね。当の僕もまだ明確に説明できない。

ジャグリングの何を展示するというのか。本当は、これを一言、二言ぐらいで「これこれこういうものを展示するんです」と言えた方がいいのかもしれない。でも、これを簡単に言い表せないこともまた、悪いことではないような気もしている。ものが展示されて初めて、それをまとめる言葉が出てくるんじゃないかとも思う。

でも展示を用意する上では、指針が必要だ。

「ジャグリングと生き方」という言葉は、もうある。

うーん。

とりあえず、僕以外の展示をしてもらう人には、なんとなくでいいからテーマにそって各自で考えてもらって、僕自身は僕の方で考える、というのが妥当だろうか。

展示をするといっても、別に、僕がその場にいて話をする、とか、別に「モノを置く」ということに限らなくてもいいだろう。パフォーミングアート、みたいなくくりで。ふふ。

さて、今まで見てきた展示の中でも、面白かったものってどれだろうか?

いやはや、困ったなあ。時間がないなあ。

※※※

綴方で、『しゃにむに写真家』の著者である吉田亮人さんにお会いした。妙蓮寺のそば香で一緒にそばを食べた。ああ、こういう人がこういう写真を撮るのだ、と思った。目を見ていて、すごく伝わってくることがあった。とても感じのいい方だった。なんだか、こういう、何かと真剣に向き合っていて、それをはにかむことなく、そのまま真剣に普通に語られる方と知り合えるのは、人生の醍醐味だな、と思った。

※※※

日付が変わってしまった。

今日は一日ずっと文字起こしをしていた。終わるかなぁ、と思っていたけど、今日ノルマだった4時間分をきっかりやったので、明日と明後日は楽になる。できれば明日終わらせたい。そうすれば一旦、展示の準備に集中できるはず。

しばらく一人の時は不機嫌である。



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